MAURA FIELD PROJECT
水田デッキのつくり方 – 測量
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交流拠点
プロジェクト
真浦フィールドを知るにつれて、真浦集落において、「夕陽」の重要さに気づいた。
シンプルに、夕陽が真浦フィールドの海へ落ちる風景は素晴らしいものである。
そして、第1回のフィールドワークの際に、昔からこの地区に住まわれている方へのヒアリングを行なった際に、「真浦地区で好きな風景は何ですか?」と質問をした。
その回答は、「夕陽かな」というものだった。
この真浦地区の夕陽の美しさを伝えたり、より感じられる空間を生み出していくこと。
それがこの真浦の魅力的な場所を継承し、伝えていく第一歩になると考えている。
そこで、我々は耕作放棄地の一部を活用して、夕陽を眺められるデッキをつくろうと計画している。
デッキづくりに向けて、今回行ったのが、「測量」です。
なかなか測量図がないという状況があり、耕作放棄地の4段を自分たちで測量を行なった。
自分たちで測量をしてみることによって気づいたこと。
それは、「道具の重要さと必要性」。
様々な便利な道具がたくさん生み出されている中で、まず自分たちの手であれやこれや考えて手探りで行ってみることで、その意味を知る良い機会になった。
正直、自分が耕作放棄地を、とてもアナログな方法で測量する日が来るとは思ったいなかったが、実際行ってみることで、純粋に楽しく、意味合いを体感として知ることとなった。
これから、この測量図を下にデザイン案の検討に入っていきます。
投稿者:吉田葵